アメリカ合衆国対日政策文書集成 第52期 カーター大統領文書 日米関係・米中関係
全52期十数万頁にわたる文書群から見えてきたものは?
- 定価
- 385,000円(本体 350,000円)
- 刊行
- 2023/11/10
- ISBN
- 9784760155446
- 判型
- A4
- ページ数
- 2,612
- ジャンル
- 資料集・史料集・地図
内容・目次
内容
52期にわたって刊行してきた本集成は今期でひとまず終わる。
1950年代の安保改定期に始まって、1960年代から70年代初めの「沖縄返還期」、その後も「ニクソン政権期」「フォード政権期」「カーター政権期」と30年近い期間の日米関係、米中関係、米韓関係を米大統領図書館文書や米公文書館の国務省文書をとおして見てきた。そこには外交交渉のなまなましい実態が書きとめられていた。日米中韓の首脳を始め政府要人が何を考え何を決断したのか。その背景にあるのものは何か。そうしたことが見てとれる。
第48期からはカーター大統領図書館のブレジンスキー大統領補佐官文書を収録したが、最終期はこれまでに未収録だった史料を集めた。内容的には、日米関係、米中関係、そしてわずかながら韓国関連も含まれている。これまで取り上げたものと重なるものもあるが、しかし空白部分を埋めてくれるものも多い。例えば、第49期で皆無だったヴァンス国務長官の訪中に関するものが収録されている。また日米関係の第48期には日米首脳会談関連の文書は皆無だったが、今期でカヴァーされている。
★内容を紹介したパンフレットがこちらより閲覧できます。