近刊
生活 復刻版 第1回配本
新中間層が急速に拡大した大正期に「家計」「生活」を論じた、のちの「生活改善運動」に繋がる先駆的な総合雑誌!
- 定価
- 330,000円(本体 300,000円)
- 刊行
- 2025/10/24
- ISBN
- 9784760156078
- 判型
- B5
- ページ数
- ジャンル
- 資料集・史料集・地図

内容・目次
内容
★内容を紹介したパンフレットがこちらよりダウンロードできます。
新中間層の急速な拡大と読者層の多様化、看板雑誌『太陽』の低迷をまえに、博文館が1913(大正2)年7月から1918(大正7)年8月にかけて発行した月刊誌『生活』。長谷川誠也(号・天渓)らを中心に、生活困窮や生活様式の改善といった関心から「生活をめぐる啓蒙」が論じられ、全号揃いで所蔵している機関は皆無という稀覯資料を全2回配本で完全復刻。
新中間層の急速な多様化に応えんとした本誌は、大正期の生活改善運動および劇的な生活様式の変容が本格化する前夜、新中間層の経済生活やライフスタイルがいかに多様なものであったかを図らず映し出した。生活改善運動を牽引した婦人雑誌の傍流として、これまで学術研究においてほとんど忘れられていた本誌は、大文字の「歴史」ではない、名もなき市民が紡いだ歴史にも光を当てんとする近年の研究潮流に掉さす、今日的意義のきわめて大きい資料である。
【『生活 復刻版』(全2回配本)】
●第1回配本・全10巻+別冊解題(2025年10月刊行)
収録巻号…第1巻第1号~第3巻第12号
ISBN978-4-7601-5607-8 揃定価(本体300,000円+税)※分売不可
●第2回配本・全10巻+別冊目次(2026年4月刊行)
収録巻号…第4巻第1号~第6巻第8号
ISBN978-4-7601-5618-4 揃定価(本体300,000円+税)※分売不可