ゼロからわかる核密約
はたして民主党は疑惑の「グラウンド・ゼロ」にたどりつけるのか?
- 定価
- 1,760円(本体 1,600円)
- 刊行
- 2010/03/01
- ISBN
- 9784760138043
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 168
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
政権交替で急浮上した戦後史最大の疑惑・核密約―まもなく公表される有識者委員会(座長・北岡伸一東大教授)による報告書で、密約の存在が公式に裏付けられ、歴史が書き換わる可能性が高まってきた。では、そもそも密約とは何であったのか? 何故それが必要とされたのか? 素朴な疑問に、長年アメリカ側資料を丹念に読み込んできた外交史の第一人者が、機密文書を読み解きながらわかりやすく答えてくれる、待望の1冊!
目次
・太平洋戦争の戦後・アメリカの情報公開制度
・なぜ、いまになって「密約」が問題となっているのか
・第一の密約 核兵器の寄港・通過
・第二の密約 朝鮮半島有事
・第三の密約 沖縄への核再持ち込み
・第四の密約 コストの肩代わり
・さらなる密約(1)統合司令部の指揮権
・さらなる密約(2)優先的裁判権の放棄
・国際政治にみる密約