おこさま人生相談室 おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました
おとなたちの本気の悩みに、おこさまたち102人が本気で向き合う「いつもと逆」の人生相談。人気WEB連載、待望の書籍化!
- 定価
- 2,200円(本体 2,000円)
- 刊行
- 2025/05/22
- ISBN
- 9784760156337
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 348
- ジャンル
- 文学・エッセイ・ノンフィクション

内容・目次
内容
「なに? もっとこどもみたいにいうと思った?」
――Ricoさん(7歳)
自分をかわいいと思えない。
父を老人ホームに入れたい。
地球温暖化への無関心が気になる――。
おとなたちの本気の悩みに、おこさまたち102人が本気で向き合う「いつもと逆」の人生相談。人気WEB連載、待望の書籍化!
「よくよく考えてみれば、年を重ねたからといって偉くなれるわけでもないし、いつも正しい答えを知っているとはかぎらない。
おとなだって悩むこともあるよね。
ひょっとすると、こどもの方が答えを知っていることだって、あるかもしれないよね。
というわけで、おこさま人生相談室、始めました。」
――「はじめに」より
★本書に収録された、おこさまたちの回答より
「しあわせだったらいいかな」
「アニメ観て、ちょっといっぷく」
「2回深呼吸」
「軽い嘘とか役に立つこととかありますんで」
「わがままでいいよ」
「ほしゅわ ほしゅわは~」
「あさ娘さんを抱きしめて」
「理解を深めれば自分の気持ちも変わる」
「神様がくれた命を大切にしてほしい」
【著者略歴】
小林エリカ〈こばやし・えりか〉
1978年生まれ。作家、アーティスト。
著書に小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(毎日出版文化賞受賞)、『最後の挨拶 His Last Bow』、『トリニティ、トリニティ、トリニティ』、他。エッセイ『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』、コミック『光の子ども』シリーズ、絵本『わたしは しなない おんなのこ』。訳書にサンギータ・ヨギ『わたしは なれる』。国内外の美術館やギャラリーでテキストと呼応するような展示もおこなう。
現在、「MilK MAGAZINE japon」で「おこさま人生相談室」第2弾を連載中。
目次
はじめに
第1章 将来のお悩み
お別れの日が来るのが怖くて犬を飼うかどうか迷っている/77歳。月旅行に行きたいが……/娘が天涯孤独になることを想像して眠れない/etc…
第2章 心のお悩み
いつもほかの人と比べてしまい劣等感を感じる/仕事のやる気スイッチが入らない/きれいじゃなくなるのが寂しい/etc…
第3章 生活と仕事のお悩み
悩んでいる間に時間ばかり過ぎている/やりたかった仕事なのに自分に向いていないのかも/仕事場で悪口を言われていた/etc…
第4章 育児のお悩み
赤ちゃんが泣き止まない時、気持ちがちょっとつらくなる/娘が保育園のお友達との関係で悩んでいる/「なんで学校に行かないといけないの?」と子どもに聞かれた/etc…
第5章 家族のお悩み
親が結婚しろとうるさい/父親がスマホ依存。家族が注意しても聞いてくれない/「長生きするんじゃなかった」と母が言う/etc…
第6章 友情や愛のお悩み
一緒にいても楽しくない人に友達になろうと言われた/彼氏の性格は好きなんだけど顔が好きになれない/子どもがまだ小さいのに主人と喧嘩が絶えない/etc…
おわりに