柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

総力戦と現代化

定価
4,486円(本体 4,078円)
刊行
1995/11/01
ISBN
4760111875
判型
ページ数
344

内容・目次

内容

現代社会の政治的民主主義も福祉国家体制も,世界大戦期に構築された総動員体制,システム統合の延長線上にある。歴史学,哲学,教育学さらに文学までも視野に,国民国家動員の基盤にメスを入れる国際的共同研究の成果。


目次

方法的序論 総力戦とシステム統合               山之内靖第1部 総力戦と構造変革

 ナチズムと近代化―ドイツにおける最近の討論    ミヒャエル・プリンツ

 戦争行為と国家の変容―第2次世界大戦における日本とアメリカ

           グレゴリーフレックス/レイモンド・A・ジュソームJr.

第2部 総力戦と思想形成

 規律的規範としての資本主義の精神―大塚久雄の戦後思想

                         ヴィクター・コシュマン

 「市民社会」論と戦時動員―内田義彦の思想形成をめぐって    杉山光信

 母の国の女たち―奥むめおの<戦時>と<戦後>         成田龍一

 ポイエーシス的メタ主体の欲望―三木清の技術哲学        岩崎稔 

 教育における戦前・戦時・戦後―阿部重孝の思想と行動      大内裕和

第3部 総力戦と社会統合

 既成勢力の自己革新とグライヒシャルトウング

 ―総力戦体制と中間層                     雨宮昭一

 日本の戦時経済と政府―企業間関係の発展            岡崎哲二

 産業報国会の歴史的位置―総力戦体制と日本の労使関係      佐口和郎

 総力戦体制と思想戦の言説空間                 佐藤卓己

 人名索引