柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

おいしく世界史

バターやチーズ、スパイスに旬の野菜。身近な食材から世界が見える―新しい世界史入門書。ヨーロッパを食べて感じられるレシピも収録

定価
1,650円(本体 1,500円)
刊行
2017/08/24
ISBN
9784760148943
判型
四六判
ページ数
160
ジャンル
歴史・地理

内容・目次

内容

一皿の料理や一片の食材のむこうに広がる歴史と文化。受け継がれてきた「食」には、人々の想いが詰まっています。7つの章のそれぞれにレシピを収録。読んで、作って、食べて知る…新しいタイプの食文化史入門!


歴史好き、ヨーロッパ好き、料理好き、そして食いしん坊のあなただけでなく、グローバル化と多様化が並行する現代を読み解く教養を身につけたいあなたにも。食を通じた異文化理解。


【著者紹介】
庭乃 桃(にわの・もも)
料理・食文化研究家。東京大学大学院修了(専門はヨーロッパの歴史と文化)。女子栄養大学食生活指導士。料理家として企業向けレシピの開発を手がける一方、食関連の執筆・翻訳を中心に活動中。


《内容見本》
おいしく世界史1
おいしく世界史2
おいしく世界史3
おいしく世界史4
おいしく世界史5


目次

ヨーロッパの食と歴史の世界へようこそ 

第1章 ローマとゲルマンの遺産

    南のオリーヴオイルと北のバター 


第2章 イエローとグリーンの春 

    春の祭りとイースター(復活祭) 


第3章 太陽王が愛した「貴婦人の指先」 

    野菜の女王アスパラガス 


第4章 土地の恵みと人の知恵

    チーズの王様 パルミジャーノ・レッジャーノ


第5章 庭に育つハーブ、海を渡るスパイス 


第6章 不思議に満ちる夜 ヨーロッパのハロウィーン 


第7章 「黄金のリンゴ」と「大地のリンゴ」 

    トマトとじゃがいものヨーロッパ 


終章  冬の風景 

    クリスマスからカーニヴァル(謝肉祭)へ


あとがき 食から見える世界


***********《各章掲載レシピ》***********

第1章

「ミニトマトのアヒージョ」

「鶏肉とキノコのブルーチーズ・フリカッセ」


第2章

「ラムチョップのローズマリー焼き」

「ドイツ風ミートローフ『にせウサギ』」


第3章

 ホワイトアスパラガスのおいしい茹で方

「ホワイトアスパラガスにぴったり!

オランデーズソース」


第4章

 手作りフレッシュチーズ

「ハーブチキンとクロカンテ(チーズチップス)の

ごちそうサラダ」


第5章

「グリル豚肉と彩り野菜のサラダ」


第6章

「ティーブラック (バームブラック)」

「コルカノン (キャベツ入りマッシュポテト)」


第7章

「ブリアム( ギリシャ風たっぷり野菜のオーブン焼き)」

「ライベクーヘン アプフェルムース添え 

(じゃがいものガレット リンゴのピュレ添え)」