柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

ぼくらはそれでも肉を食う 人と動物の奇妙な関係

定価
2,640円(本体 2,400円)
刊行
2011/05/01
ISBN
9784760139620
判型
四六判
ページ数
368

内容・目次

内容

捕鯨にイルカ猟、熊との共生、捨て犬・捨て猫、外来種の持ち込み……人間と動物の関係はいま大きな問題になっている。米国の気鋭の動物心理学者が、最新の研究成果から、人間の動物に対する誤解の数々を指摘する。山形浩生訳。


目次

はじめに なぜ動物についてまともに考えるのはむずかしいんだろう?第一章 人間と動物の相互関係をめぐる新しい科学

第二章 かわいいのが大事 人間のようには考えてくれない動物についての、人間の考え

第三章 なぜ人間は(そしてなぜ人間だけが)ペットを愛するんだろう?

第四章 友だち、敵、ファッションアイテム? 人と犬のいろんな関係

第五章 「高校一の美女、初のシカを仕留める!」 動物との関係と性差

第六章 見る人しだい 闘鶏とマクドナルドのセットメニューはどっちが残酷?

第七章 美味しい、危険、グロい、死んでる 人間と肉の関係

第八章 ネズミの道徳的地位 動物実験の現場から

第九章 ソファにはネコ、皿には牛 人はみんな偽善者?

訳者解説(山形浩生)