柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

季刊 東北学 [第2期・第21号(2009年秋)] 特集:骨寺村に日本の原風景をさぐる

縄文より続く村のすがた、その先に見えるものとは

定価
2,096円(本体 1,905円)
刊行
2009/11/01
ISBN
9784760137206
判型
A5
ページ数
242

内容・目次

内容

「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ。1999年山形の地よりその産声を上げ、従来の地域学に革新をもたらしてきた「東北学」。
今号の特集は「骨寺村に日本の原風景をさぐる」
水田稲作のくらしと山のくらしが融けあうことによってユニークな景観がかたちづくられてきた骨寺村。ここに秘められた関係性を解明することで、現在危機に直面する日本の村を見直す材料を、見つけだすことができるかもしれない。


目次

座談会 日本の村の<原風景>をさぐる 西の田染荘と東の骨寺村 飯沼賢司・入間田宣夫・赤坂憲雄


論考 

・「陸奥国骨寺村絵図」の宗教史 窟信仰と村の成り立ち 菅野成寛

・骨寺村荘園遺跡における調査研究と景観保全の軌跡 過去から未来に向けて 小岩弘明

・骨寺村所出物日記にみえる干栗と立木について(覚書) 入間田宣夫

・近世地誌のなかの骨寺・山王窟 菊池勇夫

・芸能伝承と本寺(骨寺)生活史の一断面 菊地和博

・「骨寺村」における寺社への信仰 川合正裕

・中山間地 骨寺村の生活 近世・近代への展望 竹原万雄 

・古代文学に描かれる「骨」について 李恵燕


エッセイ 

木綿のハンカチーフ 上原孝三

 

連載

・稲垣尚友「東シナ海の古層」

・赤坂憲雄「エロスとカニバリズム」

・木村 文「アジアの風の中で」

・金 利恵「あの頃のこと」

・高光敏「済州島の民俗」

・東北文化研究センター編「絵はがきに見る東北・日本・アジア」

・内藤正敏「写真曼陀羅」