柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

豪農・村落共同体と地域社会 近世から近代へ

19世紀における社会変容をダイナミックに描く

定価
7,480円(本体 6,800円)
刊行
2007/04/01
ISBN
9784760130412
判型
A5
ページ数
328
ジャンル
歴史・地理

内容・目次

内容

近世・近代移行期における村落社会の特質とその変容過程を追究した意欲作。江戸・越後・畿内・長州・九州天草など全国各地を対象地域として、「豪農」「村落共同体」「地域社会」を基軸に、各地域の固有のあり方、および普遍的な村落社会の特質を炙り出す。


目次

【本書の主な内容】序章/第1章 地主的土地所持と村落共同体/第2章 明治維新と村請制/第3章 文化~天保期の大庄屋と地域社会/第4章 地域社会の関係構造と段階的特質/第5章 村の用水・地域の用水/第6章 幕末の鉄座設立運動と由緒/第7章 歴史像はいかにつくられたか――地域指導者林勇蔵の明治維新