柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

モンタヌス「日本誌」 英語版 Atlas Japannensis(The Embassays to the Emperours of Japan)

ケンペル『日本誌』を遡ること60年、最も早い時期の“日本百科事典”をフォリオ判(原寸大判)で完全復刻。図版96点収録

定価
154,000円(本体 140,000円)
刊行
2004/04/01
ISBN
4760125051
判型
ページ数
1,200

内容・目次

内容

オランダ人牧師アーノルダス・モンタヌス(1625年頃~1683年)が、東インド会社の使節や宣教師の報告・日記など17世紀初頭から約50年間にわたる膨大な資料をもとに、著述したもの。1669年アムステルダムで初版刊行、同年に独訳、翌年に仏訳、英訳版が刊行された。


【本書の特長】
1.日本に関する西欧入の初期の著作でもっとも詳細かつ有名
カロンの『日本大王国志』(英語版、1663)と並んで西洋でもっとも早く日本の全貌を伝え、60年後にケンペルの『日本誌』が刊行されるまで、鎖国下の日本に関する百科事典的な役割を果たした。
2.西欧における日本像を形成し、『ガリヴァー旅行記』など文学にも大きな影響
本書の影響は地図、詩、歴史、宗教、旅行記などに及び、その木版画は各書にくりかえし利用された。
3.織豊政権から寛文期にいたる約100年の日本の歴史を詳述信長、秀吉、家康の政権交代や、ポルトガル人と日本人との交流とその関係悪化、オランダの進出、鎖国後の長崎・平戸、キリスト教の布教・弾圧など、政治・社会情勢を詳細に記す。
4.多様な日本の自然と文化、地名・語彙を収録
天変地異、珍奇な草木鳥獣、日本人の信仰対象となる神仏、呪術・信仰、風俗習慣など、当時の日本の自然や生活文化についても詳述。
5.興味を喚起する記載
西洋の書物として初めて書かれたオランダ人の踏み絵、ウィリアム・アダムズ(三浦按針)の境涯、キリシタン迫害の地雲仙地獄、遠藤周作『沈黙』に登場するころびバテレン沢野忠庵の記事、大坂夏の陣への言及、1643年に南部の山田湾に漂着したスハープの記録など、多くの注目される記事がある。


目次

【全巻構成】① 英語版復刻

フォリオ判(418mm×273mm)上製

496ページ・折込図25点

※折込図は背継ぎ製本

Atlas Japannensis

(別名The Embassays to the Emperours of Japan)

Jhon Ogilby訳、ロンドン1670年刊

② 日本語版復刻

菊判上製640頁

『モンタヌス日本誌』和田萬吉訳

丙午出版社1925年刊

③ 別冊解題、索引

A4判 約60頁

解説 島田孝右・楠家重敏(杏林大学)