柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

犬鷹大切物語

中野に巨大犬小屋出現!御鷹場江戸周辺は鳥獣保護区!あなたも読める。新宿・中野・多摩の古文書

定価
2,200円(本体 2,000円)
刊行
1999/09/01
ISBN
4760117989
判型
B5
ページ数
144

内容・目次

内容

江戸周辺の御鷹場は規制だらけの鳥獣保護区。村ではイナゴを上納したり、案山子設置の嘆願をしたり。古文書で読む「第一話 江戸西郊御鷹場事情」。
収録史料、新宿・中野、多摩地域の古文書、嘉永3年「縄張案山子御免願」、享保4年「いなご虫上納割当に付廻状」、安政4年「尾州藩御鷹場御法度証文」ほか9点。
参考図版『絵本鷹かゞみ』(春・夏・秋・冬の鷹狩、鷹の雛をとる、鷹の訓練)/中野に巨大犬小屋出現。綱吉の出した生類憐みの令で江戸の町は大混乱。「天下の悪法」の実態は?法令集と古文書で読む「第二話 生類憐みの令と中野犬小屋」。
収録史料、『撰要永久録』『憲教類典』ほか、中野・世田谷等の諸家文書22点。
参考図版『元禄十年中野御囲(犬小屋)絵図』『宝永2年江戸大絵図』『犬駕籠』



犬猫牛馬の戸籍


目次

第一話 江戸西郊御鷹場事情:1鷹場内の規制(カカシも許可制、相撲興業で詫び入れ、商売は鑑札を持って)、2鷹場村々の負担(御鷹にいなごの上納、度重なる上納は御勘弁)、3鷹場の支配とその周辺(鷹場支配の基本、鷹場内での誤射事件、利権をめぐって、鷹場役人の腐敗、鷹場廃止)/第二話 生類憐みの令と中野犬小屋:1生類憐みの令下る(将軍お成りでも犬猫は自由、拵え馬の禁、車で犬ひくべからず、牛馬犬猫の戸籍、生類憐みの令の趣旨、捨馬の禁、犬の喧嘩には水かけよ)、2生類憐みの令の波紋(犬を傷つけて追放、庶民のうさばらし、矢ガモ騒動、犬移しの見物)、3犬小屋の建設と運営(元鷹匠が犬小屋支配、中野犬小屋の修復、犬の出生届、犬上げ金の値下げ、御犬の育て方、御犬小屋の心得、御犬の養育費)、4生類憐みの令の終り(綱吉臨終と令の廃止、御犬養育金の返済)。