柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

フランスが生んだロンドン イギリスが作ったパリ

ホームズはフランスに、フレンチカンカンはイギリスにルーツがあった…

定価
2,420円(本体 2,200円)
刊行
2014/11/01
ISBN
9784760145119
判型
その他・規格外
ページ数
376

内容・目次

内容

霧の都ロンドンと花の都パリ。世界が近代へと舵を切る18世紀から19世紀、海をへだてて競いあった都市を、住居、通り、食、ダンス、夜の街、墓地という切り口から探る。その国独自のものだと思われていた風景は、実は海の向こうにルーツがあった…海峡を挟んで交流しあった、二つの都市の物語。


ウィンドーショッピングなど
「街歩き」のための歩道ができたのは、
パリよりロンドンの方が早かった!(第2章)


フランス革命期に誕生したとされるレストラン。
1766年以前にも、料理を提供する店は、
ロンドンにもパリにもあった!(第3章)


今日、フレンチカンカンと呼ばれているものは、
フランスのカンカンと、イギリスのスカートダンスが
融合したダンスである。(第4章)


コナン・ドイルは、当時ベストセラーになっていた
フランスの探偵小説を読んで、
「シャーロック・ホームズ」を書こうと思い立った。(第5章)


目次

はじめに 歴史の交差  駅馬車の人形 アブヴィルの北のとある場所 1778年春

 海峡の悪魔 英仏海峡、洗足木曜日 1780年

 メリルボーンのブールヴァール 

 メリルボーンのプレジャー・ガーデン 1776年の夏の夕べ


第一章 穏やかならぬ家

 アパートメントの創造

 貧民街の一掃

 熱々!

 そびえ立つマンション


第二章 通り 

 意地悪な通り

 ウィンドーショッピングを楽しむ人びと

 不思議な看板

 サンドウィッチマン


第三章 レストラン

 パレ・ロワイヤル

 レストランのライバル

 レストランの個室

 高名な料理人


第四章 ダンス

 カンカン

 シャンパン・チャーリー

 フィネット

 スカート・ダンス

 陽気なパリ


第五章 夜の街と密偵

 観察する梟

 明らかになる夜の姿

 ヴィドック フランスの警察の密偵

 キュヴィエの解剖学と科学捜査

 「ムッシュ・ルコック!」


第六章 死者と埋葬

 挽歌とエリュシオン

 ペール・ラシェーズ墓地

 死者を運ぶ鉄道会社

 死体盗掘人

 庭園郊外


謝辞

原註

参考文献