柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

歴史遺産 近代建築のアジア 第2巻 中国II

第一人者による写真と解説でアジア近代建築の全貌に迫る新シリーズ!

定価
16,500円(本体 15,000円)
刊行
2014/01/01
ISBN
9784760139606
判型
B5変
ページ数
264
ジャンル
自然科学・建築

内容・目次

内容

中国中部~北部、旧満州の諸都市(南京、蘇州、鎮江、青島、天津、北京、大連・旅順、瀋陽、長春、ハルビン)に残る近代建築遺産の数々を、すでに消滅した建築物や撮影自体が困難な建築内部を含めて紹介する。主要建築物のディテールを的確に捉えた迫力満点の写真と解説により、東アジア全域におよぶ近代建築の歴史的意味と連関が立体的に浮かび上がる。アジア建築200年の激動の歩みと、アジア諸都市の近未来像の輪郭とを捉えるために必読の決定版!


●本書の特長
(1)中国に現存する見るべき近代建築遺産、歴史的名建築の魅力を紹介。
(2)各巻200頁、約200点におよぶカラーグラビア写真で主要建築物をダイナミックに紹介。外観はもちろんのこと、特別な撮影許可により可能となった室内写真もふんだんに収録。建物内外の細部のディテールまでがよくわかる。
(3)東京大学生産技術研究所建築史研究室の30年におよぶフィールドワークの成果を踏まえ、現在は消滅した歴史的建築物も紹介、貴重な歴史資料ともなる。
(4)本書に収録した建築物の見どころを、第一人者が親しみやすい文章で解説。東アジアに存在する近代難築遺産が身近な存在となるとともに、通読することで、その歴史的関連が明らかとなる。
(5)主要建築物については、現名称、旧名称、用途、住所、構造、竣工年、設計者、施工者、建築物の特色などの基礎データを完備。
(6)本書掲載の建築物で現存するものを配置した地図を掲載。所在地が一覧できるとともに、現地訪問の際の道しるべともなる。



目次

総論 独立国であり植民地、中国近代は半植民地化の歴史

各論 近代の都市、そして列強各国が自国の力を競い合った租界という場所


主要建築分布地図


写真 アジア建築遺産


主要建築リスト


撮影後記