柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

ポスト活字の考古学 「活映」のメディア史1911-1958

SNSやデジカメが生まれる半世紀前に、日本人が夢見ていたメディアの「未来」とは?

定価
4,180円(本体 3,800円)
刊行
2013/03/01
ISBN
9784760142248
判型
四六判
ページ数
436

内容・目次

内容

すべてを表現できる万能メディアとして、映像文化の普及につとめた「活映」運動。戦前に製作された満州映画とジブリの創設メンバーをつなぐ、忘れられた「活映」の系譜をたどる壮大なメディア論!


目次

序章 「電子書籍元年」の既視感第一章 第一次世界大戦と「次に来るメディア」の台頭(1911-1927)

第二章 活字から活映へ(1928-1933)

第三章 論文の映画化とコミュニケーシヨン革命(1928-1933)

第四章 紀元2600年前後のメディア文化政策(1933-1945)

第五章 映画がつくった実験国家「満洲」(1925-1945)

第六章 戦後視聴教育史における「満洲」人脈(1945-1958)

終章 バック・トゥ・ザ・フューチャー



あとがき

人名索引