柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

アメリカ合衆国 対日政策文書集成 第ⅩⅨ期 (全10巻) 日米外交防衛問題[1972年・日本防衛問題および沖縄編]

沖縄返還と尖閣諸島をめぐる波紋

定価
275,000円(本体 250,000円)
刊行
2006/11/01
ISBN
4760129790
判型
A4
ページ数
2,648

内容・目次

内容

【本資料集の特徴】
◆米国公文書館では、いったん公開された文書が再レヴューにかけられ、ふたたび未公開となったものも出始めている。もはや本シリーズでしか読めない貴重な文献も含まれている。
◆米国公文書館のこの時期の国務省文書は、複数の分類番号に属する文書の場合、オリジナル所蔵個所以外のフォルダーには冒頭ページのコピーしか残されていない。本シリーズでは、オリジナル所蔵個所にひとつひとつあたり一括文書も含めたすべての文書を収録し、さらに日付順に並べ直し詳細索引をつけるなど、米国公文書館で文書を閲覧する以上の利便性を確保した。
◆文書発行日付、発信元、発信先、会議参加者、内容、文書種類を記した総目次や会議録目次のほかに、文書発行日付、発信元人名・機関名、発信先人名・機関名、会議参加者、文書番号で検索可能。
◆未公開文書が一覧できるリストを添付。


沖縄が返還された1972年、日本本土の基地への影響を懸念する日本政府の画策、返還協定外の費用負担について米国と交わされた密約の存在、さらには尖閣諸島の帰属をめぐり活発化する日台の動きなどが本書で明らかとなる。