柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

テオゾフィー 神智学 Theosophie

最新のテキストによる21世紀の新訳

定価
2,640円(本体 2,400円)
刊行
2000/11/01
ISBN
4760119930
判型
四六判
ページ数
280

内容・目次

内容

20世紀の初頭、1904年にドイツで刊行された『テオゾフィー』は時の流れを超え、いまなお世界中の人々に広く読み継がれているシュタイナーのもっとも重要な著作の一つである。本書にはシュタイナーの世界観と思想の根本が凝縮された形で述べられている。最新の原書1987年版テキストに基づく読みやすい新訳。現代人の常識的な世界観を覆す客観的真理がここにある。


ルドルフ・シュタイナー=1861-1925年。オーストリアの哲学者。霊学(精神科学)の成果をもとにアントロポゾフィー(人智学)を確立。その業績は哲学や神秘学のみならず教育・医学・農業などの社会実践にもおよぶ。


目次

本書の最新版に寄せる序文(1922年)第九版に寄せる序文(1918年)

第六版に寄せる序文(1914年)

第三版に寄せる序文(1910年)

はじめに

人間の本質

1 人間の体的な本質

2 人間の魂的な本質

3 人間の霊的な本質

4 体と魂と霊

霊の再受肉と運命(輪廻転生とカルマ)

三つの世界

1 魂の世界

2 魂の世界における死後の魂

3 霊の国

4 霊の国における死後の霊

5 物質の世界、およびこの物質の世界と魂の世界・霊の国との関係について

6 思考の形態と人間のオーラについて

認識の小道

註解と補足

訳註

訳者解説『テオゾフィ一(神智学)』について

訳者あとがき

索引


装画 ルドルフ・シュタイナー

装幀 高麗隆彦