柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

開祖 植芝盛平の合気道 「技」と「言葉」に秘められた精神世界

植芝盛平翁の「口伝」の真意に迫る

定価
2,420円(本体 2,200円)
刊行
2005/03/01
ISBN
4760127003
判型
四六判
ページ数
232

内容・目次

内容

合気道の創始者、植芝盛平翁。天才武道家が残した数々の言葉は難解であるゆえに、全くといってよいほど解明されてこなかった。「古神道」をキーワードにそれらを読み解き、技に秘められた「精神世界」を明らかにしてゆく。植芝翁の言葉の謎を解明し、それらがどのように技に生かされているかを解説する。古神道家にして大東流合気柔術師範である著者が、合気道の神髄に迫る。


目次

【主な目次】はじめに


第一章 植芝盛平の生涯

東京での武者修行/柔道の修行に明け暮れる/武田惣角との出会い/出口王仁三郎との出会い/言霊に目覚める/古神道と武道の研鑽/など


第二章 松竹梅の謎

三千世界、一度に開く梅の花/梅で開いて、松で治める/竹が意味するもの/折れない腕/「松竹梅」もう一つの意味/剛・柔・流の思想/など


第三章 円(まど)かなる世界

高天原と合気道/円の動き/表と裏/天の浮橋/正面打ち第一教における表と裏/天地投げにおける表と裏/四方投げにおける表と裏/など


第四章 呼吸と水火(いき)

天の水火と人間の水火/塩田師範における「呼吸力養成法」/砂泊師範における「呼吸力養成法」/合気会における呼吸投げ/など


第五章 禊と合気道

罪穢れを祓う/合気道と整体/藤平師範の氣圧療法/鳥船/植芝翁と禊の出会い振魂/藤平師範が解説する「振魂」/など


おわりに