柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

子どもの癒しと学校 第4巻

定価
3,418円(本体 3,107円)
刊行
1996/06/01
ISBN
4760112170
判型
ページ数
272

内容・目次

内容

人間であることを否定されつつある子どもたち。彼らへの「癒し」は可能なのか。心理学・精神医学・教育学,そして現場から提言を行なう。
【執筆者】高垣忠一郎・横湯園子・斎藤学・村山士郎・折出健二・西本勝美・高橋廉・乾彰夫・太田政男


目次

1章 子ども・青年の内側からみた学校  高垣忠一郎2章 「癒しと安心の場」としての学校  横湯園子

3章 学級の中のいじめといじめられ  斎藤学

4章 子どもの攻撃性と人間的無感覚さの進行  村山士郎  

5章 仲間関係の抑圧性と解放性―大河内清輝君の事件が問うているもの  折出健二

6章 心理臨床の構造と教育の構造―集団の関係性の変革について  西本勝美

7章 教育における「ケア」を考える  高橋廉  

8章 進路選択とアイデンティティの形成―「分化を遅らせる」進路選択理念の再検討  乾彰夫

9章 地域における子ども・青年の生活と学び  太田政男

 あとがきに代えて  太田政男